ターミナルバリューとは、DCFモデルの明示的予測期間を超えた将来キャッシュフローすべての現在価値を表します。企業が無限に営業を続けると仮定した継続的な価値を捉える概念です。
計算式
TV(永続成長)= FCFₙ × (1 + g) / (WACC − g)
TV(エグジットマルチプル)= FCFₙ × EV/FCF倍率
具体例
最終年度のFCFが2,000万ドル、永続成長率が2.5%、WACCが10%の場合、ターミナルバリュー = 2,000万 × 1.025 / (0.10 − 0.025) = 2億7,330万ドル。
なぜ重要か
ターミナルバリューは通常、DCF総額の60〜80%を占め、最も影響力のあるコンポーネントです。永続成長法とエグジットマルチプル法のいずれを選ぶかで、株式バリュエーションに大きな差が生じる可能性があります。
MiniValuatorでのターミナルバリュー(継続価値)の使い方
MiniValuatorは永続成長法とエグジットマルチプル法の両方のターミナルバリュー手法をサポートします。ユーザーは両者を切り替えて、選択が最終的な適正株価推計にどう影響するかを確認できます。
関連用語
- DCF(割引キャッシュフロー法) — DCF(Discounted Cash Flow、割引キャッシュフロー法)とは、企業や投資の現在価値を推計するファンダメンタルなバリュエーション手法です。期待される将来のフリーキャッシュフローを予測し...
- WACC(加重平均資本コスト) — WACCとは、企業が投下資本に対して、すべての資本提供者 — 株式株主と債券保有者の双方 — を満足させるために稼がなければならないブレンド利回りで、各資本源の総資本構成に占める割合で加重されます。こ...
- エグジットマルチプル — エグジットマルチプルとは、DCFモデルでターミナルバリューを推計するために、予測最終年度の財務指標に適用するバリュエーション倍率(EV/EBITDAやEV/FCFなど)です。...
- 永続成長率 — 永続成長率(ターミナル成長率とも呼ばれる)とは、DCF予測期間を超えて、企業のフリーキャッシュフローが永遠に一定の率で成長すると仮定する成長率です。...
このコンセプトを実際に試してみませんか? MiniValuator DCF計算機を試す — 60秒以内に任意の米国株の適正株価を算出できます。