発行済株式数とは、発行されインサイダーや機関投資家を含む投資家が保有する企業の株式の総数を指します。希薄化後発行済株式数はストックオプション、ワラント、転換社債の影響を含み、株式バリュエーションで使うべき正しい数字です。
計算式
一株当たり適正株価 = (企業価値 − 純有利子負債) / 希薄化後発行済株式数
具体例
企業価値100億ドル、純有利子負債20億ドル、希薄化後発行済株式数2億株の企業の一株当たり適正株価は(100億 − 20億) / 2億 = 40ドルです。希薄化後ではなく基本株式数を使うと、株式バリュエーションで適正株価が過大評価されます。
なぜ重要か
株式数を誤ると株式バリュエーションの一株当たり適正株価が過大または過小評価されます。企業がストックオプションや転換社債を発行すると、完全希薄化後の株式数は基本株式数と大きく異なる場合があります。希薄化の無視は初心者によくある間違いです。
MiniValuatorでの発行済株式数の使い方
MiniValuatorは最新の財務データから自動入力される希薄化後発行済株式数を使い、企業価値をDCF株式バリュエーションの一株当たり適正株価に変換します。
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